alloc
メモリ確保
コンテナクラス(
smplbuf
, smplque
)のテンプレート引数として指定し、内部で利用するメモリの確保または領域指定します。このクラスはユーザコードから直接呼び出すものではありませんが、内部的にコンテナの宣言に用いられています。
クラス名 | 内容 |
---|---|
alloc_attach<T> | すでにあるバッファを指定する |
alloc_local<T, int N> | Nバイトのバッファを内部に静的確保する |
alloc_heap<T> | 指定したサイズをヒープに確保する |
alloc_attach
やalloc_heap
ではメモリ確保クラスに応じた初期化メソッド (init_???()
)を実行する必要があります。
初期化
void attach(T* p, int n) // alloc_attach
void init_local() // alloc_local
void init_heap(int n) // alloc_heap
バッファーp
・サイズn
で初期化します。
メソッド
alloc_size()
uint16_t alloc_size()
バッファのサイズを返す。
_is_attach()
, _is_local()
, _is_heap()
想定したallocクラスと異なるメソッド呼び出し記述に対して、static_assert
のように、コンパイルエラーを発生させるためのメソッドです。