mwx::mwx_format
printf の書式入力
mwx::stream
の « 演算子に対してフォーマット書式を書き出すヘルパークラスです。ライブラリ内では Using format=mwx::mwx_format;
として別名定義しています。
Serial << format("formatted print: %.2f", (double)3123 / 100.) << mwx::crlf;
// formatted print: 31.23[改行]
可変数引数リストに登録できる引数は最大8つです。doubleやuint64_t型など64bitのパラメータが含まれる場合は引数の数が制限されます。制限を超えた場合はstatic_assertによるコンパイルエラーになります。
- コンストラクタで受け取った引数リストを、パラメータパックの展開機能を用いてクラス内部変数に格納する
operator <<
が呼び出された時点で、fctprintf()
を呼び出し、ストリームにデータを書き出す
コンストラクタ
format(const char *fmt, ...)
コンストラクタでは、書式のポインタとパラメータを保存します。続く <<
演算子による呼び出しでフォーマットを解釈して出力処理を行います。
パラメータ | 解説 |
---|---|
fmt | フォーマット書式。TWESDK/TWENET/current/src/printf/README.md 参照 |
... | フォーマット書式に応じたパラメータ。 ※ 最大数は4で、5つ以上のパラメータではコンパイルエラーとなる。※ 書式との整合性はチェックしないため、不整合な入力に対しては安全ではない。 |
fmt
は本オブジェクトが破棄されるまで、アクセス可能であることが必要です。