SPI (メンバ関数版)
SPI (メンバ関数を使用する方法)
定数 | 意味 |
---|---|
const uint8_t SPI_CONF::MSBFIRST | MSB を先頭ビットにする |
const uint8_t SPI_CONF::LSBFIRST | LSB を先頭ビットにする |
const uint8_t SPI_CONF::SPI_MODE0 | SPI MODE 0 に設定する |
const uint8_t SPI_CONF::SPI_MODE1 | SPI MODE 1 に設定する |
const uint8_t SPI_CONF::SPI_MODE2 | SPI MODE 2 に設定する |
const uint8_t SPI_CONF::SPI_MODE3 | SPI MODE 3 に設定する |
SPIバスの利用手続きはbegin()
メソッドによります。
begin()
ハードウェアの初期化を行います。
パラメータ | 解説 |
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slave_select | 対象のペリフェラルのセレクトピンを指定する。0 : DIO19``1 : DIO0 (DIO 19 は予約されます)``2 : DIO1 (DIO 0,19 は予約されます) |
settings | SPIのバス設定を指定します。clock [hz]でSPIバスの周波数を指定します。指定した周波数に近いディバイザが選択されます。16Mhzまたは16Mhzを偶数で割った値になります。bitOrder はSPI_CONF::MSBFIRST かSPI_CONF::LSBFIRST を指定します。dataMode はSPI_CONF::SPIMODE0..3 を指定します。 |
end()
SPIのハードウェアの利用を終了します。
読み書きの手続きは、以下の2種類あります。いずれかを選択して利用します。
beginTransaction(), endTransaction(), transfer(), transfer16(), transfer32()
transceiver
次のサンプルコードは、Analog Devices の温度センサ ADT7310 から1秒おきに温度を取得し、シリアルポートへ出力します。
ここでは、メンバ関数版のインタフェースを利用しています。