セクションの複数ページをまとめています。 印刷またはPDF形式で保存...

もとのページに戻る

2025-08-08 現在

MWXライブラリ改版履歴

MWXライブラリの改版履歴

    更新方法

    TWELITE STAGE の配布パッケージリリース後の修正・追加分などはGitHubレポジトリに格納しております。必要に応じて配布パッケージの位置を差し替えて利用いただくようお願いいたします。 MWSDKの他の更新が必要になる場合があります。更新時のリリース記述を参照してください。MWSDKの更新についてはこちらを参照ください。

    MWXライブラリコードの更新方法

    ライブラリのソースコードは GitHubリポジトリにて公開しています。ライブラリのソースコードの差し替えは、以下の手順で行ってください。

    各リリースのリンクよりGitのクローンを行うか zip 形式でソースコードをダウンロードします。

    以下のフォルダの内容を差し替えます。

    .../MWSTAGE/              --- TWELITE STAGE 配布フォルダ
            .../MWSDK         --- MWSDKフォルダ
                  .../TWENET/current/src/mwx <-- このフォルダを差し替える
    

    リリース前の更新

    リリース前の更新については下記に掲載する場合があります。

    https://github.com/monowireless/mwx/wiki

    履歴

    0.2.2 (MWSDK2025_08版)

    • マルチアプリ対応(MULTINONE, 複数アプリコードを1本のバイナリにまとめ、起動時に選択する)を行った。
      • cbToCoNet_???関数にMWX_プレフィックスを追加。
        • mwx_appcore.cにてMWX_USE_ALIASマクロと追加した。定義されている場合、MWX_cbToCoNet???()コールバック関数を直接 cbToCoNet???()にエリアスし、冗長な関数呼び出しを抑制する。
      • modified packect queue size to ToCoNet_USE_MOD_TXRXQUEUE_MULTINONE.
      • インタラクティブモード用のアプリケーション定義コールバック関数の関数ポインタ化を行った (MWX_TWEINTRCT_***, etc.)
      • MWX ライブラリで用いられるコールバック関数群を関数ポインタにより呼び出すように変更した
        • mwx_pf_init_coldboot, mwx_pf_setup, mwx_pf_begin, mwx_pf_loop, mwx_pf_init_warmboot, mwx_pf_wakeup, mwx_pf_on_rx_packet, mwx_pf_on_tx_comp, mwx_pf_on_nwk_event
    • setup()前後の処理に一貫性が無かったため、以下のように修正した。
      • introduced on_setup() method which is called just after ::setup() procedure.
      • changed on_begin() which is always called just before ::begin() procedure. The on_begin() used for board behavior was called the_twelite.begin() procedure in ::setup().
    • mwx::G_BYTE(), mwx::G_WORD(), mwx::G_DWORD()の定義を改善し、右辺値でも利用できるようにした。
    • Serial::println(T, fmt)fmtDEC, OCT 指定時に正しく出力されない問題を修正した
    • WireオブジェクトでNAKが正しく送付されていなかった
    • serioal_parser で 以下のように右辺値であっても Serial << で出力できるようにした
      • Serial << serparser_attach(PARSER::ASCII, buf.begin(), buf.size())
    • operator bool()メソッドにexplicitを追加した
    • mwx::S_OCTET()mwx::S_BYTE()にリネームした
    • intorduced predefined MACRO MWX_PF_CALLBACKS_PRESENT to check if (*mwx_pf_setup)(), (*mwx_pf_loop)(), … are supported, which should be used to ask library to use user defined funtion instead of setup(), loop(), …
    • mwx::stream::vprintfmt()を追加し、va_listパラメータに対応した。
    • 外部メモリ(FIFO用)を指定したシリアルポート初期化手続きを追加した
      • mwx::serial_jen::setup(uint16_t siz_buf_tx, uint8_t *pu8_buf_tx, uint16_t siz_buf_rx, uint8_t *pu8_buf_rx)
    • mwx_debug.hUSE_IN_TWENET_Cマクロを追加した。(mwx ライブラリをリンクせずに NWK_SIMPLE クラスを利用しようとした実験的な試み)

    0.2.1 (MWSDK2024_07G版)

    • Call on_rx_packet() for packets without network information (NWK_SIMPLE or others, but just a plain packet).
    • added energy sacn feature on MWX.
      • added on_nwk_event() call back on MWX (pass the completion event of Enery Scan).
    • I2C デバイスの使用終了の手続き vSMBusDeInit()を追加した。
    • [GOLD] BANK7メモリ領域の設定保存マクロ定義に対応した。
      • G_TWENET_FREE_RUNNING_WTIMER_ENABLED()
      • G_TWENET_CHIPSENSOR_ADC_TIMES_SCALER()
      • G_TWENET_CHIPSENSOR_AUTO_ON_BOOT()

    0.2.1 2023-06-29

    • app_core.c でのイベント処理の不具合対応と動作の統一化(以下0.2.2の修正も含めて記述)
      • cbToCoNet_vRxEvent() でネットワークビヘイビアでイベントを処理された場合はthe_vapp.cbToCoNet_vRxEvent()を呼び出し、そうでない場合は on_rx_packet() を呼び出す。
      • cbToCoNet_vTxEvent() でネットワークビヘイビアでイベントを処理された場合はthe_vapp.cbToCoNet_vTxEvent()を呼び出し、そうでない場合は on_tx_comp() を呼び出す。
      • cbToCoNet_vNwkEvent() でネットワークビヘイビアでイベントを処理された場合は .cbToCoNet_vNwkEvent()を呼び出し、そうでない場合は on_nwk_event() を呼び出す。
    • TWELITE RED 用で ADC5,6 を利用できるようにした。
    • TWELITE RED の ADC の電源電圧の mV 演算が間違えていたのを修正した。
    • settings::do_command()を追加した。
    • MWX_STGS_STD_DEF_APPID マクロを追加、インタラクティブモード settings のデフォルトAPP_IDを明示的に設定する。
    • [GOLD] MC3630 センサードライバの TWELITE GOLD 対応を行った。
    • added div100_128th() to convert 128th value into div100() style object.
    • [GOLD] modified CPUCLK_XXX defines to fit TWELITE GOLD.
    • [GOLD] added mac_temp_update() to temperature recal of MAC/RADIO when bigger change is seen.
    • [GOLD] added get_on_boot_temperature() and get_on_boot_voltage() in div_result_i32 object.
    • [GOLD] I2C関連のライブラリコード SMBus.[ch] を TWENETcmpt ライブラリに組み込んだ。
    • [GOLD] MWX では g_twenet_chipsensor_auto_on_boot = 1;を設定し、チップ温度センサー取得を自動的に行う。このセンサーはRF部分の初期化パラメータに使用される。
    • fixed that vAHI_DioWakeEdge() is not called properly when pinMode() is called for two or more ports. (storing bitmap state internally in mwx codes)
    • fixed attachIntDio() detachIntDio() to consider behavior of vAHIDioInterruptEdge().
    • fixed that repeat count of <NWK_SIMPLE> is not incremented when it’s repeating.

    0.2.0 - 2022-03-01

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.2.0
    twesettings0.2.6
    TWENET C1.3.5

    主な改定内容

    • ヒープ領域へのメモリ確保を行う Wire オブジェクトを変更した。
    • utils.hでの名前の衝突を避けるため、関数名をG_OCTET()からG_BYTE()に変更した。
    • attachIntDio()において、vAHI_DioInterruptEnable()の順番を変更した。
    • ユニバーサルレシーバ (NWK_LAYERED, NWK_SIMPLE またはネットワークレスパケットを同一実行コードで受信する) をサポートするために the_twelite.network2 を追加した。
    • NWK_LAYERED を追加 (現時点では親機受信のみ対応)
    • MWXの初期化時にアプリケーションのバージョンを設定する MWX_Set_Usder_App_Ver() 関数を導入した。
    • mwx::pnew() を追加し配置newの記述を簡素化した。
    • EASTLのサポート追加
      • EASTL用のnew[]演算子の追加
    • MWXのソースコードのほとんどをプリコンパイルし、コンパイルの高速化を図った。
    • DIOイベントが無関係なポートに引き渡されていたのを修正。

    0.1.9 - 2021-12-15

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.1.9
    twesettings0.2.6
    TWENET C1.3.5

    主な改定内容

    • TWELITE ARIA向けのボードサポート BRD_ARIA とセンサー定義 SHT4x を追加
    • インタラクティブモード中で Serialクラスオブジェクトを用いた出力を可能とする内部手続きを追加 (Serial._force_Serial_out_during_intaractive_mode())

    0.1.8 - 2021-09-09

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.1.8
    twesettings0.2.6
    TWENET C1.3.5

    主な改定内容

    • Serial1のポート、代替ポートの定義が適切でなかった
    • Serial(UART0)のボーレートを変更できるようにした
    • 受信パケット(on_rx_packet())、送信完了(on_tx_comp())を知らせるイベントコールバックを追加
      • コールバック関数の定義をしなければ従前の手続きも利用可能
    • <STG_STD>インタラクティブモード設定の定義ID間違いや一部デフォルト値の変更など
    • <STG_STD>インタラクティブモード設定でAppIDに加えて、チャネルと論理デバイスIDのデフォルト値を変更できるようにした
    • the_twelite<NWK_SIMPLE> オブジェクトの設定を、一部の設定についてインタラクティブモード<STG_STD> オブジェクトで行えるようにした
    • <NWK_SIMPLE>で再送回数のデフォルト値を設定できるようにした
    • <STG_STD> インタラクティブモードの画面が出ている間はアプリケーションからのSerial(UART0)の入出力を行わないようにした
    • CUE::PIN_SET, PAL???"":PIN_SETを追加 (PIN_BTNはボタンのないCUEでPIN_BTNを用いるのは不自然であるため)
    • random()の名前空間をmwx::に移動 (グローバル名にエリアス)
    • MONOSTICKのウォッチドッグ設定を32ms単位で行うようにした
    • BRD_TWELITEを用いスリープを行うと、復帰時にピンが正しく初期化されなかった

    0.1.7 - 2020-12-03

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.1.7
    twesettings0.2.6
    TWENET C1.3.4

    主な改定内容

    0.1.6 - 2020-10-09

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.1.6
    twesettings0.2.5
    TWENET C1.3.4

    主な改定内容

    • 商・余を計算する div100()Serial等へ出力できるようにした
    • smplbuf<> 配列クラスの実装変更。消費メモリの削減などを目的としてmwx::streamの継承をやめ、別途継承クラスとヘルパークラス定義した
    • mwx_printf() mwx_snprintf() の関数を追加した
    • the_twelite.stop_watchdog(), the_twelite.restart_watchdog() を追加した
    • mwx::stream のメンテナンス: operator bool() の廃止。読み出しタイムアウトの設定で 0xff を指定した場合(.set_timeout(0xff))タイムアウトを無効に。その他 << 演算子の定義を追加。
    • NOTICE PAL / PCA9632 のサポートを追加 (解説 https://mwx.twelite.info/v/latest/boards/pal/pal_notice, サンプル https://github.com/monowireless/Act_samples/tree/master/Unit_using_PAL_NOTICE)
    • 除算を行わない 8bit と 0..1000 間のスケール関数を追加。
    • 10,100,1000による除算(商と余を同時に計算) div10(), div100(), div1000() を追加。値域を制限し乗算とビットシフトを中心に構成。
    • 暗号化パケットの対応メソッドを追加
      • packet_rx::is_secure_pkt() : 受信パケットが暗号化されているかどうかの判定
      • STG_STD::u8encmode() : インタラクティブモードでの暗号化設定を取得
      • STG_STD::pu8enckeystr() : インタラクティブモードでの暗号化鍵バイト列の取得
    • Serial1: デフォルトのポートは半導体の仕様では I2C と重複する DIO14,15 だが、通常 I2C に割り当てられるため DIO11(TxD), DIO9(RxD) とした。
    • Serial: ボーレートの指定で /100 が発生するが、主要なボーレートについてこの計算を省略するようにした。
    • Serial: available(), read() を外部で実施するための代理関数の保持を void* のみとし、仕様メモリを 8bytes 削減。
    • typedef boolean の追加
    • ネットワーク: 暗号化の対応を追加。
      • 暗号化を有効にするには NWK_SIMPLE::secure_pkt(const uint8_t*, bool = false) を設定追加する。1番目のパラメータは暗号キー、2番目を true にすると、平文のパケットも受信する。
      auto&& nwk = the_twelite.network.use<NWK_SIMPLE>();
      nwk << NWK_SIMPLE::logical_id(0xFE) // set Logical ID. (0xFE means a child device with no ID)
          << NWK_SIMPLE::secure_pkt((const uint8_t*)"0123456789ABCDEF");
          ;
    • SHT3xとBME280のセンサーサポート追加
    • センサー: レガシーコード(Cライブラリのラッパクラス)で、設定パラメータや状態をやり取りするための仕掛けを追加した。
    • センサー: SHT3x, BME280では I2C アドレスを指定可能とした。
    • 設定: hide_items() を追加。不要な設定項目を削除可能。
    • 設定: H/W UTIL メニューを追加。DIの状態表示、I2Cのプローブ、PAL EEPROM内容の表示。
    • 設定: 暗号化関連のメニューの追加
    • I2C関連の修正(TwoWireクラスを用いて実装されたコードとの親和性を向上するための修正)
      • requestFrom(false) の処理時に NO_STOP メッセージの送信コードが無かったため処理が正常に行われなかった。
      • TwoWire のクラス名エリアスを追加した。
      • begin() 処理で、多重初期化しないようにした。
      • setClock() メソッドを追加(ただしダミー関数で何もしない)
      • WIRE_CONF::WIRE_???KHZ を追加。バスクロックの主要な設定値を追加した。

    0.1.5 - 2020-08-05

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.1.5
    twesettings0.2.5
    TWENET C1.3.4

    主な改定内容

    • 設定ビヘイビア(インタラクティブモード機能)を追加
    • チャネルマネージャ chmgr の実装

    0.1.4 - 2020-07-29

    ライブラリ名依存バージョン
    mwx0.1.4
    twesettings0.2.4
    TWENET C1.3.3

    一括ダウンロード

    MWSDK2020_07_UNOFFICIAL (ReadMe)

    主な改定内容

    • delayMilliseconds() の追加
    • digitalReadBitmap() の追加
    • delay() の精度向上
    • Serial1 インスタンスが定義されていない問題を修正
    • Analogueの割り込みハンドラが呼び出されない問題を修正

    0.1.3 - 2020-05-29

    MWSDK2020_05 に対応

    主な改定内容

    • 重複チェッカ duplicate_checker の初期化等に不備があり期待通りの除去を行っていなかった
    • format() の実装を機種依存の少ないものとした。また、引数を最大8までとした。64bit引数が含まれる場合は引数の数は制限される。

    https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.3

    0.1.2 - 2020-04-24

    MWSDK2020_04 に対応

    主な改定内容

    • Timer0..4の初期化の問題を修正
    • mwx::format() の内部処理を変更
    • インタラクティブモード対応のための実験的なコードの追加

    https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.2

    0.1.1 - 2020-02-28

    主な改定内容

    • パケット内の中継フラグの扱いについての問題を修正

    https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.1

    0.1.0 - 2019-12-23

    初版リリース (SDL 2019/12月号収録)

    https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.0