UART関連のAHI関数と解説
TWENETライブラリ、UART関連のAHI関数と解説
TWENETライブラリ、UART関連のAHI関数と解説です。
UART
UARTの利用は TWENETutils にある serial.c
,.h
および uart.c
,.h
を用います。ここでは、TWELITE GOLD で特有の振る舞いをするAHI互換関数について解説します。
- UART1を用いる場合は、
vAHI_UartSetLocation()
またはvAHI_UartSetLocationByPio_MW()
を呼び出し、事前に割り当てポートを指定する必要があります。 - UART0 は使用にあたりUART1のような特別な手続きは必要ありません。
vAHI_UartSetLocation()
void vAHI_UartSetLocation(uint8_t u8port, bool_t bSel);
UART のポート割り当てを指定します。
- UART0 の割り当てには影響しません。規定のポート(DIO6,7)から変更できません。
- UART1 の割り当ては以下の2種類が可能です。
- UART1を利用する場合は必ず本館数を呼び出す必要があります。
- UART1 の他の割り当てを行うには
vAHI_UartSetLocationEx_MW()
を用いてください。
bSel | TX | RX |
---|---|---|
FALSE | DIO14(PIO10) | DIO15(PIO11) |
TRUE | DIO11(PIO0)*1 | DIO13(PIO1) |
*1 規定のSPICLKピンと重複します。
vAHI_UartSetLocationByPio_MW()
void vAHI_UartSetLocationByPio_MW(uint8_t u8port, uint8 u8TxPort, uint8 u8RxPort)
UART のポート割り当てを行います。u8port
はE_AHI_UART_1
を指定します。TXポートとRXポートのPIO番号を、u8TxPort
とu8RxPort
で指定します。
設定可能なPIO番号(DIO番号)
- TX : 0(DO0,DIO11) 6(DIO5) 10(DIO14) 20(DIO16)
- RX : 7(DIO4) 1(DIO13) 11(DIO15) 19(DIO13)
vAHI_UartDisable()
void vAHI_UartDisable(uint8_t u8port)
u8port
で指定するUARTポートを利用停止します。ピンの状態は起動直後の初期化状態(TWENETmcu/board/pin_mux.c
での定義)に戻ります。