TWELITE シリーズ専用の筐体内組込み型平面アンテナ(14.5mm x 47mm)。P4208等と比較して強い指向性があります。
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筐体内組込み型平面アンテナ
型式 MW-A-P1447
1 - 筐体内組込み型平面アンテナ データシート
最新版
概要
TWELITEシリーズ同軸コネクタ専用、筐体内組込みアンテナ。
特徴
- 通常のアンテナでは、縦波(垂直偏波)を取り扱う場合、垂直に立て、設置する必要がありますが、本製品はヘンテナ方式であり、横方向に設置した場合、両面から縦波(垂直偏波)を放射します。
- 本製品には両面テープが貼付けされており、ABS樹脂ケースの内部に貼付け可能です。通信相手に向けて電波を放射する、突起物の無いリモコンの様な使用方法に向いてます。
標準的な設置方法
- 本製品の面側を通信相手に向け、水平に設置してください。
水平に設置した場合でも、端面側を対象物に向けた場合、通信が不安定となる場合があります。
- 垂直に設置した場合、通信相手との通信が不安定となります。
外形図・外形寸法
外形図
外形寸法
仕様
型式 | MW-A-P1447-10 |
---|---|
利得 | 2.95 [dBi] <注1> |
コネクタ | 第一精工株式会社製 MHF I PLUG |
使用温度範囲 | -40 [℃] ~ 90 [℃] (両面テープ -10 [℃] ~ 60 [℃]) |
ケーブル曲げ特性 | 最小曲げ半径 14[mm] |
コネクタ勘合回数 | 25回 |
両面テープ | 積水化学工業株式会社製 #5782 |
備考 | 裏面に両面テープ付き。1)厚さ 2 [mm] 程度のABS樹脂に貼付することを推奨する。2)常温で貼付することを推奨する。 |
注1:各方向を測定した際の測定値に基づいた電波認証申請値であり、指向性チャートの最大値と異る場合があります。
指向性
- 指向性測定方法1(標準的な設置方法) ※ロゴ側が180°方向
最大値 | 最小値 | 平均値 | 半値角 |
---|---|---|---|
-0.59 [dB] | -6.40 [dB] | -3.24 [dB] | 約110°(注2) |
- 指向性測定方法2 ※ケーブル付属側が180°方向
最大値 | 最小値 | 平均値 | |
---|---|---|---|
-14.31 [dB] | -18.70 [dB] | -16.59 [dB] |
- 指向性測定方法3 ※ロゴ側が180°方向
最大値 | 最小値 | 平均値 | |
---|---|---|---|
-15.00 [dB] | -20.17 [dB] | -17.11 [dB] |
- 指向性測定方法4 ※ロゴ側が180°方向
最大値 | 最小値 | 平均値 | 半値角 |
---|---|---|---|
-0.53 [dB] | -17.68 [dB] | -4.98 [dB] | 約100°(注2) |
注2:ロゴ側、半面のピーク値を基準とした半値角です。逆面、半面の半値角もほぼ同等となります。
注3:指向性チャートの 0[dB]は標準的なダイポールアンテナの利得です。
接続方法
下図のように、TWELITE と本製品の同軸コネクタの中心を合わせて平行とした状態で、先端部のみ嵌めて位置決めします。
下図のように、同軸コネクタ同士がずれた状態で接続すると、同軸コネクタが破損する原因となります。
下図に示す同軸コネクタのセンターを指先で真上から徐々に押し、「カチッ」という音がすると接続完了です。
備考
コネクタの取り外しは、第一精工株式会社製の挿入抜去 JIG(P/N:90224-001)を使用することを推奨します。 ※ 最新の挿入抜去 JIG に関しては、第一精工株式会社にお問合せください。
ABS製樹脂ケースへの取り付け例を示します。