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2024-11-14 現在

筐体内組込み型平面アンテナ データシート

最新版

    概要

    TWELITEシリーズ同軸コネクタ専用、筐体内組込みアンテナ。

    特徴

    • 通常のアンテナでは、縦波(垂直偏波)を取り扱う場合、垂直に立て、設置する必要がありますが、本製品はヘンテナ方式であり、横方向に設置した場合、両面から縦波(垂直偏波)を放射します。
    • 本製品には両面テープが貼付けされており、ABS樹脂ケースの内部に貼付け可能です。通信相手に向けて電波を放射する、突起物の無いリモコンの様な使用方法に向いてます。
    特徴

    特徴

    標準的な設置方法

    • 本製品の面側を通信相手に向け、水平に設置してください。

    水平に設置した場合でも、端面側を対象物に向けた場合、通信が不安定となる場合があります。

    標準的な設置方法

    標準的な設置方法

    • 垂直に設置した場合、通信相手との通信が不安定となります。
    非標準的な設置方法

    非標準的な設置方法

    外形図・外形寸法

    外形図

    外形図

    外形図

    外形寸法

    外形寸法

    外形寸法

    同軸コネクタ接続後の全体厚さ

    同軸コネクタ接続後の全体厚さ

    仕様

    型式MW-A-P1447-10
    利得2.95 [dBi] <注1>
    コネクタ第一精工株式会社製 MHF I PLUG
    使用温度範囲-40 [℃] ~ 90 [℃] (両面テープ -10 [℃] ~ 60 [℃])
    ケーブル曲げ特性最小曲げ半径 14[mm]
    コネクタ勘合回数25回
    両面テープ積水化学工業株式会社製 #5782
    備考裏面に両面テープ付き。
    1)厚さ 2 [mm] 程度のABS樹脂に貼付することを推奨する。
    2)常温で貼付することを推奨する。

    注1:各方向を測定した際の測定値に基づいた電波認証申請値であり、指向性チャートの最大値と異る場合があります。

    指向性

    • 指向性測定方法1(標準的な設置方法) ※ロゴ側が180°方向
    指向性測定方法1

    指向性測定方法1

    最大値最小値平均値半値角
    -0.59 [dB]-6.40 [dB]-3.24 [dB]約110°(注2)
    • 指向性測定方法2 ※ケーブル付属側が180°方向
    指向性測定方法2

    指向性測定方法2

    最大値最小値平均値
    -14.31 [dB]-18.70 [dB]-16.59 [dB]
    • 指向性測定方法3 ※ロゴ側が180°方向
    指向性測定方法3

    指向性測定方法3

    最大値最小値平均値
    -15.00 [dB]-20.17 [dB]-17.11 [dB]
    • 指向性測定方法4 ※ロゴ側が180°方向
    指向性測定方法4

    指向性測定方法4

    最大値最小値平均値半値角
    -0.53 [dB]-17.68 [dB]-4.98 [dB]約100°(注2)

    注2:ロゴ側、半面のピーク値を基準とした半値角です。逆面、半面の半値角もほぼ同等となります。

    注3:指向性チャートの 0[dB]は標準的なダイポールアンテナの利得です。

    接続方法

    下図のように、TWELITE と本製品の同軸コネクタの中心を合わせて平行とした状態で、先端部のみ嵌めて位置決めします。

    接続方法2

    正しい接続方法1

    接続方法2

    正しい接続方法2

    下図のように、同軸コネクタ同士がずれた状態で接続すると、同軸コネクタが破損する原因となります。

    接続方法3

    誤った接続方法1

    接続方法4

    誤った接続方法2

    下図に示す同軸コネクタのセンターを指先で真上から徐々に押し、「カチッ」という音がすると接続完了です。

    接続時

    接続時

    備考

    • コネクタの取り外しは、第一精工株式会社製の挿入抜去 JIG(P/N:90224-001)を使用することを推奨します。 ※ 最新の挿入抜去 JIG に関しては、第一精工株式会社にお問合せください。

    • ABS製樹脂ケースへの取り付け例を示します。

    樹脂ケース内への取り付け

    樹脂ケース内への取り付け