TWELITE STAGE HAT データシート
TWELITE STAGE HATは、Raspberry PiとTWELITE DIPを簡単に接続するための基板です。
TWELITE STAGE APPと組み合わせることで、TWELITEやTWELITE PALのデータの監視や子機のLEDの点灯などのコマンドを送ることができます。 さらに、TWELITE R2なしでTWELITEの設定やアプリの書換が可能です。

外観
各部の名称

1 Raspberry Pi 接続コネクタ
Raspberry Pi の GPIO ポートに接続するためのコネクタです。
2 HAT チェック端子
Raspberry Pi の GPIO ピンのチェック用端子です。
3 DIP 接続コネクタ
TWELITE DIP や PAL を接続するためのコネクタです。
TWELITE DIP や PAL の向きを間違えると、破損の原因になります。
必ず以下の向きで接続してください。

正しい向きで接続した様子
TWELITE の頻繁な挿抜は避けてください。コネクタの破損の原因となります。
また、TWELITE DIP はピンヘッダが細いため、特に TWELITE PAL を使用した後には、嵌合が不安定となる場合があります。
コネクタの接触不良を避けるには、TWELITE Rアタッチメントキットをご使用ください。
4 DIP チェック端子
TWELITE DIP や PAL の入出力を確認するための端子です。
5 電源チェック端子
ジャンパーピンによって TWELITE と Raspberry Pi の GND を接続しています。
6 動作チェック端子
TWELITE と Raspberry Pi の間で最初から接続されているピンの信号を確認することができます。
動作チェック端子は、TWELITE PAL の接続や通信のチェックに使用するものです。
TWELITE R2/R3 を接続してしまうと、Raspberry Pi と TWELITE R2/R3 の VCC がショートするために、破損の原因となります。
使用方法
TWELITE を TWELITE STAGE HAT へ接続する
TWELITE DIP または PAL を TWELITE STAGE HAT に接続します。

TWELITE DIP を接続した状態
TWELITE STAGE HAT を Raspberry Pi へ接続する
TWELITE STAGE HAT と Raspberry Pi を接続します。

Raspberry Pi へ接続した状態
Raspberry Pi の電源を投入する
Raspberry Pi の電源コネクタに電源ケーブルを接続して、電源を投入してください。
TWELITE STAGE アプリを起動する
TWELITE STAGE アプリを起動し、シリアルポートの選択で UART (serial0)
を選択してください。
ハードウェア仕様
外形図

外形図
ピン配置
TWELITE DIP/PAL | Raspberry Pi |
---|---|
#3 / DIO7 / RX | #8 / GPIO14 |
#10 / DIO6 / TX | #10 / GPIO15 |
#7 / DO1 / PWM3 / PRG | #16 / GPIO23 |
#21 / RST | #15 / GPIO22 |
#15 / DIO12 / DI1 / SET | #32 / GPIO12 |
回路図

回路図
使用上の注意
Raspberry Pi の電源投入時
Raspbery Pi の起動時の GPIO23
ピンの振る舞いにより、TWELITE がプログラムモードで起動してしまうことがございます。TWELITE と通信する前に、GPIO22
を 10ms 程度 Lo 状態として TWELITE をリセットしてください。
静電気・短絡に対する注意
本製品は電子部品です。電子部品を取り扱うときの一般的事項に配慮してください。特に、通電中の配線のショートや静電気には十分な注意を払う必要があります。
改訂履歴
バージョン | 日時 | 内容 |
---|---|---|
1.0.0 | 2021-02-26 | 初期バージョン |
1.0.1 | 2025-03-18 | 本サイトへ移行、構成を変更 |