TWELITE DIP 全般
故障しているかどうかを確認するには?
ファームウェアの書き込みができるなら故障していない可能性もありますが、ファームウェアの書き込みができないようなら、間違いなく故障しています。TWELITE R/R2 を使って PC へ接続し、TWELITE STAGE APP からアプリ書換をお試しください。
超簡単!標準アプリの書き込み手順
- TWELITE STAGE APP を開く
- 2: アプリ書換 > 1: BINから選択 を開く
App_Twelite_BLUEまたはApp_Twelite_REDから始まる項目を選択し、書き込みを行う- (書き込みに成功したら)念のため 3: インタラクティブモード を開き、設定変更ができることを確認する
インタラクティブモードに入れないときは?
インタラクティブモードはUARTを使用するため、UARTに関連する設定が起因して使用できないことがあります。
BPSやAI2ピンを開放した状態で、設定の初期化をお試しください。
設定の完全な初期化は、次の手順で行います。
- いちど別の TWELITE APPS へ書き換える
- 別の TWELITE APPS のインタラクティブモードへアクセスする
R→Sを入力して設定を初期化する- もとのアプリへ書き戻す
以上の手順を踏むことで、不揮発性メモリに保存された設定を完全に初期化できます。
ハードウェア
推奨するピンソケットはある?
TWELITE DIP BLUE/RED のピンヘッダは 0.5mm 角のいわゆる細ピンヘッダと呼ばれるものです。 したがって、0.5mm 角のピンヘッダに適合する任意のピンソケットをご使用いただけます。
TWELITE R シリーズに使用しているピンソケットと同一型番のもの
- 現行の TWELITE R2
- 旧 TWELITE R2 および TWELITE R
前者のほうがしっかりと勘合する傾向にあります。
TWELITE R3 へ接続するには?
TWELITE R3 のデータシートの通りに配線してください。
- R3
GND#1-> DIPGND#1/14 - R3
TXD#2-> DIPTX#10 - R3
PRG#3-> DIPPWM3#7 - R3
RXD#4-> DIPRX#3 - R3
RST#5-> DIPRST#21 - R3
VCC#6-> DIPVCC#28 - R3
SET#7-> DIPDI1#15
基板設計が変更された?
2024年6月以降の生産分から、基板の設計を変更しています。 600mil の DIP 形状は変わりませんが、外観に加えて僅かに寸法が異なるほか、ピン挿入穴とアンテナ実装のための開口部を少し拡張しています。
ファームウェアの書き換えや無線通信は、従来製品と同様に行えます。
東京コスモス電機から販売されていた TWE-Lite Dip との互換性は?
TWELITE DIP(BLUEシリーズ)は、過去に東京コスモス電機から販売されていた TWE-Lite Dip と互換性があります。
ただし、出荷時に導入されているファームウェアのバージョンが更新されているほか、上記の設計変更を適用しています。 ファームウェアの書き換えや無線通信は、当該製品と同様に行えます。
リモコンアプリ
間欠モードに設定したとき、親機と正常に通信できない事象の解決方法は?
C1/C2 (#23/#25) ピンをプルアップ(またはVCCへ接続)するか、これらのピンを無効化してお試しください。間欠モードではこれらのピンが内部でプルアップされないため、予期せぬ動作を引き起こすことがございます。
その他
平面マッチ棒アンテナタイプは廃止された?
はい。平面マッチ棒アンテナタイプ TWELITE DIP PCB TWE-L-D(I/P)-P は2019年に生産を終了しています。代替品として、同軸コネクタ接続タイプ TWE-L-DI-U と 薄型アンテナ MW-A-P2010 の組み合わせをご検討ください。