TWELITE BLUE / RED PAL
全般
無線モジュール側のピンを折ってしまったときは?
残念ながら、技術的に当社では修理できません。
書き込みやアプリケーションの動作に使用しないピンやGND
の片方であれば、折れたままでも構いません。
使用中のピンであれば、はんだを吸い取ったうえで代わりとなるワイヤ等をはんだ付けする必要があります。
外部電源を使用するには?
いずれかの VCC
および GND
ピンへ 3.3V レベル(2.0-3.6V)の電源を接続してください。
なお、TWELITE R2/R3 を接続した際は、7P ソケットの VCC
/ GND
から 3.3V の電源を供給しています。
DIO5
の出力の意味は?
送信処理の前に DIO5
を LOW
として、スリープ前に HIGH
へ設定しています。
BLUE / RED PAL 本体と TWELITE DIP の違いは?
次の点が異なります。
- PAL は CR2032 電池ケースを搭載している
- PAL は基板アンテナ MW-A-P1934 を搭載している
- PAL のピンは0.6mm角のため、細ピンソケットではなく0.65mm角の通常ピン用の低背ソケットが適している
- PAL のピンは頻繁な挿抜を想定しておらず、非常にピンが折れやすいため注意が必要
ピン配置や入出力の機能、書き込むことのできるファームウェアについては同様です。
通知パル
点灯に30秒から数分程度の遅れが生じるのはなぜ?
通知パル(NOTICE PAL)は、ボタン電池による長期運用を可能とするために、間欠動作をしています。
親機への点灯要求は一時的に親機が保持しておき、子機から定期的な問い合わせがあった際に親機から子機へ通知する仕組みです。 したがって、点灯要求の反映タイミングは問い合わせの間隔に依存します。
通知パルの子機は、次の流れで動作します。
- スリープから復帰
- 親機へ最新の制御要求を問い合わせ
- 受信回路を開き、親機からのデータを待ち受け
- 親機から受信した制御要求をLEDへ反映
- Transmit Interval の間スリープ状態へ移行、この間データ受信は不可
親機はUARTでコマンドを受信してもすぐに子機へ送信することはなく、子機からの問い合わせを受領するまでの間、制御要求を保持します。
デフォルトの問い合わせ間隔(送信間隔)は 60
秒です。
上りまたは下りのパケットが欠落してしまった際は次の問い合わせを待つ必要があるため、60秒間隔であっても数分程度遅れてしまう可能性があります。
再送回数の設定を増やす、送信間隔を短くするなどの対策を推奨いたします。
外部LED接続の制約は?
まずは回路図をご覧ください。外部 LED 出力のためのパッドは LED ドライバ PCA9632 の出力と直結しており、定格はこの IC の仕様に従います。
電圧は電源電圧と同一ですが、電流は電源電圧が 3.0 V であったときに 17mA まで取り出すことができます。ただし、大電流を引き出す際は電池の仕様を考慮する必要があります。
環境パル
新品の状態で親機からのデータが記載されているものと異なるのはなぜ?
親機・中継機アプリのマニュアルに記載されているものとは長さも書式も異なるデータを出力する際は、拡張基板に問題が生じている可能性があります。お問い合わせください。