Class AppPAL
AppBaseを継承し、得られたペイロードを解釈して、使いやすいデータに変換して、辞書オブジェクトに登録するクラスです。
定義するときのパラメータ
初期値が設定されているものは指定不要。
変数名 | 型 | 初期値 | 内容 |
---|---|---|---|
port | string | None | 開くシリアルポート名 例:COM3、/dev/ttyUSB0 など |
baud | int | 115200 | ボーレート |
tout | float | 0.1 | シリアル通信するときのタイムアウト時間(秒) |
sformat | string | Ascii | 本設定値はAsciiで固定 |
autolog | boolean | False | ペイロードが解釈出来たときに自動でCSVファイルにログを出力する場合はTrue |
err | boolean | False | エラーメッセージを出力する場合はTrue |
ReadSensorData()
本メソッドでペイロードを読み込んだら、 TWELITE PAL 親機の書式フォーマット に従ってそのペイロードの解釈を行います。
TWELITE PAL 親機の書式フォーマット (ASCII形式のみ) を解釈しています。多くはその定義に従います。
パラメータ
なし
戻り値
- データが読み込めた場合:
True
- 読み込めなかった場合:
False
辞書オブジェクトに格納されたデータのキーは下記の通りです。
EventIDなどのデータの意味に関しては、こちらもご確認ください。
キー | 型 | 内容 |
---|---|---|
ArriveTime | datetime | ペイロードを得たときの時間 |
LogicalID | int | 子機の論理デバイスID |
EndDeviceSID | int | 子機のシリアル番号 |
RouterSID | int | 最初に受信した中継機のシリアル番号 (親機が直接子機のパケットを受信した場合は0x80000000) |
LQI | int | 受信電波品質 |
SequenceNumber | int | パケットが送信されるごとにインクリメントされる続き番号 1からスタート、65535の次に0に戻る |
Sensor | int | センサー種別(0x80で固定) |
PALID | int | PAL基板ID |
PALVersion | int | PAL基板バージョン |
HALLIC | int | ホールICの状態 |
Temperature | float | 温度(degC) |
Humidity | float | 湿度(%) |
Illuminance | int | 照度(lux) |
AccelerationX | list,float | X軸の加速度(g) |
AccelerationY | list,float | Y軸の加速度(g) |
AccelerationZ | list,float | Z軸の加速度(g) |
SamplingFrequency | int | 加速度のサンプリング周波数 |
EventID | list,int | イベントの要因とイベントID |
WakeupFactor | list,int | 起床した要因等のデータ |
OutputCSV()
辞書オブジェクトをCSVファイルに出力します。
パラメータ
なし
戻り値
なし