キューアプリの動作センサーパルモード
動作センサーパルと同等の機能を使用できるモードです。
連続で加速度を計測する際や衝撃の検知を行う際は本モードを使用します。
本モードは次の3つのモードに分けられます。
- 加速度計測モード
- イベント検出モード
- ダイスモード
加速度計測モード
加速度を間欠もしくは連続で計測し、送信するモードです。
設定
設定コマンド | 設定項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|---|
t | 送信間隔の設定 | 0 or 1~4095 | 単位は秒。 0:連続送信 1+:間欠送信 |
p | センサ固有パラメータの設定 | x3000yyy | x : TWELITE 2525Aモードフラグ yyy : 加速度センサープロパティ |
TWELITE2525Aモードフラグ
TWELITE 2525Aモードフラグを1(センサ固有パラメータを13000000)に設定すると、TWELITE 2525AのFIFO(通常)モードとして動作します。TWELITE 2525Aの代替として使用したい場合にはこのモードをご使用ください。
加速度センサープロパティ
加速度センサープロパティで連続送信サンプル数やサンプリング周波数を変更できます。
これらの設定は足し合わせることで機能を組み合わせて使用できます。
設定値(16進) | 説明 |
---|---|
0x?3????00~0x?3????FF | 間欠送信モード時に送信するサンプル数を設定できます。 送信するサンプル数は16サンプル(1パケット)単位で設定できます。 サンプル数=16+16x設定値 0x00000000 の場合:16サンプル(初期設定) 0x00000001 の場合:32サンプル : 0x00000007 の場合:128サンプル : 0x000000FF の場合:4096サンプル |
0x?3???0??~0x?3???F?? | 加速度のサンプリング周波数を変更できます。設定値毎のサンプリング周波数は下記の通りです。 0x00000000:25Hz(初期設定) 0x00000100:50Hz 0x00000200:100Hz 0x00000300:190Hz 0x00000400~0x00000F00:未定義 |
サンプル数を32以上に設定した場合、データは16サンプルごとに別のパケットへ分割されます。
例えば、サンプル数を32とした場合には、16サンプルのパケットが2回届きます。32サンプルのパケットが1回届くのではないことに注意してください。
親機の出力
ムーブモード
動き出し(Move)やシェイク(Shake)を検出することができます。
通知パルのLEDを制御することができます。
設定
設定コマンド | 設定項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|---|
p | センサ固有パラメータの設定 | 01100000 |
親機の出力
使用上の注意
本モードは動きを検知してしてデータを送信します。
そのため、ゆっくり動かしたときは動きを検知できず、出力が変化しない場合があります。
その際は少し強めに動かしてください。
また、センサー固有パラメータ(p)を01000000にすると、動作検知の感度が厳しくなります。
もし、意図しないタイミングで電波を送信する場合は、センサー固有パラメータを01000000に設定してください。
ダイスモード
TWELITE CUEが上に向いている面を検出することができます。
イベント検出モードと同様に通知パルのLEDを制御することができます。
設定
設定コマンド | 設定項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|---|
p | センサ固有パラメータの設定 | 02100000 |
親機の出力
使用上の注意
本モードは動きを検知して面の判定を行います。
そのため、ゆっくり動かしたときは面が判定できず、出力が変化しない場合があります。
その際は机に置く、軽く衝撃を与えるなどをしてください。
また、センサー固有パラメータ(p)を02000000にすると、動作検知の感度が厳しくなります。
もし、意図しないタイミングで電波を送信する場合は、センサー固有パラメータを02000000に設定してください。
代表的な電池寿命
- 加速度計測モード(間欠送信)で1分に1度送信した場合、約3.5年
- 加速度計測モード(連続送信)でサンプリング周波数が25Hzの場合、約20日
- イベント検出モードもしくはダイスモードで1分に1度、TWELITE CUEを動かした場合、約3年