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設定方法
- 1: OTAによる設定
- 2: TWELITE R2による設定
- 3: インタラクティブモード
1 - OTAによる設定
OTA設定はインタラクティブモードの設定をケーブル接続不要で行う機能です。
OTAによる設定手順
以下の手順でOTAによる設定を行います。
TWELITE STAGE APPを起動する。
パソコンにTWELITE STAGE SDKをインストールし、MWSTAGEフォルダ内のTWELITE_stageファイルをダブルクリックする。MONOSTICKにOTA設定用のアプリを書き込む。
TWELITE STAGE APPのトップメニューから
2: アプリ書換>3: TWELITE APPS ビルド&書換> 2: App_CUE_OTA
を選択する。インタラクティブモードで設定値を入力する。
TWELITE STAGE APPのトップメニューから3: インタラクティブモードを選択して値を変更し保存する。OTA設定を実行する。
MONOSTICKから約20cm以内の距離で、TWELITE CUEの磁気センサーに磁石を近づけたり遠ざけたりを5回以上繰り返し、TWELITECUEのLEDが点滅することを確認する。MONOSTICKの出力を確認する。
MONOSTICKより以下のようなメッセージが出力することを確認する。
出力されない場合は、こちらを確認する。
OTAがうまくいかなかった場合
OTAが何らかの原因でうまくいかなかった場合、MONOSTICKから以下のように出力されます。
エラー出力 | エラー内容 |
---|---|
OTA FAILURE OTA request TS=20515[ms] LQI:63 (RF strength, >= 100) SID:810BA765 TWELITE CUE:v1.0.2 Protocol Version:0x11 — LQI is small. Please make TWELITE CUE closer. — | MONOSTICKとTWELITE CUEの距離が遠い場合に出力されるエラーです。 TWELITE CUEとMONOSTICKをもっと近接させた状態で電源を入れなおすか磁気センサーの近くで磁石をスライドさせてください。 |
2 - TWELITE R2による設定
TWELITE CUEの7PインターフェイスにTWELITE Rを接続することで設定することもできます。
TWELITE R2を使用して設定する場合は以下の手順で設定してください。
- TWELITE STAGE APPを起動する。
パソコンにTWELITE STAGE SDKをインストールし、MWSTAGEフォルダ内のTWELITE_stageファイルをダブルクリックする。 - インタラクティブモードで設定値を入力する。
TWELITE STAGE APPのトップメニューから 3:インタラクティブモード を選択して値を変更し保存する。
3 - インタラクティブモード
本アプリでは、インタラクティブモードからアプリの詳細設定を行うことができます。
ここではTWELITE CUE固有の機能を説明します。
共通機能については、インタラクティブモード(共通機能) を参照してください。
インタラクティブモードに入ると以下の画面が表示されます。
--- CONFIG/App_CUE V1-00-2/SID=0x810ba765/LID=0x01 ---
a: set Application ID (0x67720102)
i: set Device ID (--)
c: set Channels (18)
x: set Tx Power (13)
b: set UART baud (38400)
B: set UART option (8N1)
k: set Enc Key (0xA5A5A5A5)
o: set Option Bits (0x00000001)
t: set Transmission Interval (5)
p: set Senser Parameter (0x00000000)
---
S: save Configuration
R: reset to Defaults
設定コマンド一覧
コマンド | 設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|
a | アプリケーションID | 0x67720102 | 同一の周波数チャネルを複数のグループで使用することが可能です。値は32ビットで設定します。 |
i | 論理デバイスID | – | 子機の論理デバイスIDを設定します。1~100までの値を設定できます。 設定値が “–” の場合は、論理デバイスIDは内部で1に設定されます。 |
c | 周波数チャネルの設定 | 18 | チャネル(11~26)を選択します。省電力動作を優先する観点から、複数チャネルの指定は無効としています。 |
x | 送信出力の設定 | 13 | 1桁、または2桁の数字を指定します。2桁目は省略可能です。 1桁目は、送信出力を設定します。3が最強で2,1,0と1段階小さくなるたびに -11.5db 出力が低下します。出力を制限し電波の有効伝達範囲を小さくしたい場合に使用します。ただし、伝達可能距離は環境(ノイズ・遮蔽物など)に影響を受けます。 ※ 理論上の伝達距離は 6db 出力が小さくなるたびに 1/2 になりますので、1段階小さくすることで伝達距離は約1/4になります。 2桁目は再送回数を設定します。2桁目は 0~9を指定し、0はデフォルトで再送なし、1~9は再送回数に対応します。 例: 3 -> 再送なし・最強出力(デフォルト、省略時) 42 -> 再送4回・出力は2(1段階弱める) |
b | UARTボーレートの設定 | 38400 | 入力値にかかわらず115200bps固定です。 |
B | UARTパリティの設定 | 8N1 | 入力値にかかわらず8N1で固定です。 |
k | 暗号化鍵の設定 | 0xA5A5A5A5 | 暗号化鍵を入力します。32bitの16進数を設定します。通信グループ内は全て同一の値に設定してください。 |
o | オプションビットの設定 | 0x00000001 | 各種詳細設定ができます。 |
t | 送信間隔の設定 | 5 | 定期送信パケットの送信間隔を秒単位で設定します。1〜4095の値で指定可能です。範囲外の設定をした場合の動作は不定です。 |
p | センサ固有パラメータの設定 | 0 | モードの切り替えやパラメータの設定をします。0以上の16進数で指定できます。詳細は、各種モードのページを参照ください。 |
S | 設定値の保存 | 設定を保存し、モジュールを再起動します。 | |
R | 初期値に設定を戻す | 設定を初期化します。他の操作を行わず、続けてS キーによる設定の保存を行うとセーブ領域のクリアを行います。 |
オプションビットの設定
オプションビット設定値を各ビットごとに解説します。
ビット(16進) | 説明 |
---|---|
0x00000001 | 各中継機または親機宛に送信し、受信した中継機すべての情報が親機に転送され、シリアル出力されます。 この場合、複数の受信パケットを分析する事で一番近くで受信したルータを特定することができます。 |
0x00000040 | OTAを無効にする。 |
0x00001000 | 暗号化通信を有効にします。(相手側の暗号化設定もしてください。) |
0x00010000 | UART通信でのメッセージ出力を有効にします。 |