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2024-11-14 現在

リモコンアプリのカスタムデフォルト機能

デフォルトの設定を変更したファームウェアの作成
    カスタムデフォルト機能によって、ファームウェアに含まれるデフォルトのパラメータを変更できます。

    例えば、ボーレートを 115200bps から 9600bps へ変更したファームウェアを作成しておけば、最初から 9600bps で使用できます。

    設定手順

    1. 設定を適用

    インタラクティブモードの設定を変更し、Sを押下して保存します。

    2. 設定内容をダウンロード

    xmodem プロトコルのデータをダウンロードできるソフトウェアを用意します。

    再度インタラクティブモードへ入った状態(項目を選ぶ前の状態)として、xmodem のダウンロードを要求します。

    ダウンロードに成功すると、128バイトのファイルを生成します(xmodem の実装によっては、小さいサイズになることもあります)。

    3. カスタムバイナリの作成

    ダウンロードしたファイルをファームウェアのバイナリファイルの末尾へ連結し、カスタムバイナリを作成します。

    連結には、コマンドラインツールや汎用のファイル連結ツールを使用してください。

    実行例

    ダウンロードした xmodem のファイルを conf.bin、元のバイナリファイルをApp_IO_BLUE_L1305_V1-3-X.bin、作成するカスタムバイナリをApp_IO_custom_V1-3-X.binとした場合の例を示します。

    【Windows】

    copy App_IO_BLUE_L1305_V1-3-X.bin App_IO_custom_V1-3-X.bin
    type conf.bin >> App_IO_custom_V1-3-X.bin

    【macOS / Linux】

    
    
    cat App_IO_BLUE_L1305_V1-3-X.bin conf.bin > App_IO_custom_V1-3-X.bin

    4. カスタムバイナリの書き込み

    連結したカスタムバイナリを TWELITE へ書き込みます。