コマンドライン引数とiniファイルによる詳細設定
コマンドライン引数とiniファイルによる TWELITE STAGE APP の詳細設定
コマンドライン引数
コマンドライン引数は、TWELITE STAGE APPのいくつかの細かい設定を行います。
コマンドライン引数 | 内容 |
---|---|
-E 0 | フェードアウトのようなグラフィカルな効果を無効にする。 |
-R {type} | {type} 値でレンダリングタイプを設定します。 0: デフォルト 1: OpenGL 2: DirectX(Windows) Metal(macOS) 3: ソフトウェア |
-J | ゲームコントローラーを有効にします。 |
-x {x_pos}, -y {y_pos} | 起動時のTWELITE STAGE Appのグラフィカルウィンドウの位置を設定します。 {x_pos}と{y_pos}はウィンドウの左上のスクリーン座標です。 |
iniファイル
iniファイルはTWELITE STAGE APPの基本的な設定(MWSDKのフォルダを参照するなど)を行うために使用されます。
iniファイル名は{TWELITE STAGE APPの実行ファイルのベース名} + .ini
です。 通常は TWELITE_Stage.ini
となります。
シンタックス
- ini ファイルはプレーンテキストファイルとして記述される。
- キーと値は
=
で区切られた1行に格納される (例:KEY=value
)。 - キーと値の文字列は行頭から始まる(キーの前に空白や他の文字は許されない)。
- キーと値の間にスペースを入れてはならない。
- コメント行は
;
または#
を行頭に追加する。
設定
キー | 値 |
---|---|
MWSDK | MWSDKのフォルダを変更する。デフォルトのフォルダは、TWELITE STAGE APPの実行ファイルが置かれているのと同じフォルダにある MWSDK です。古いMWSDKやカスタムMWSDKを使用する必要がある場合は、そのフォルダの名前を指定することができます。 |
LANG | LANG=en は、ユーザーインターフェースの言語をデフォルト(日本語)から英語に変更します。 |
GEOM_X, GEOM_Y | TWELITE STAGEアプリのウィンドウが表示される場所を変更する。 |
異なる設定の TWELITE STAGE APP を実行する
異なる設定の TWELITE STAGE APP が必要な場合は、TWELITE STAGE APPと同じフォルダに実行ファイルをコピーして、同じ名前の .ini
ファイルを作成します。
例えば、英語のインターフェースを使用する場合、TWELITE_Stage.exe
(注: .exe はWindowsの実行ファイルの拡張子)を TWELITE_Stage_en.exe
にコピーして、 LANG=en
の設定を TWELITE_Stage_en.ini
に書き込むことで、英語のインターフェースを有効化した実行ファイルを作成できます。