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2024-05-14 現在

TWELITE STAGE の設定

TWELITE STAGE APP の設定

    Windows   macOS   Linux   RasPi

    概要

    この画面から、TWELITE STAGE APP の各種設定を行います。

    設定画面の例

    設定画面の例

    以下の解説のメニュー中には、プラットフォームによっては存在しない項目がありますが、全てを列挙して解説します。

    共通メニュー以外の色設定については、解説を省略します。

    ルートメニュー

    共通設定
     ターミナル
     標準アプリ ビューア
     グラフ表示 (加速度リアルタイム/センサー)
     簡易モニター (CUA/ARIA/Glancer)
     グランサー(簡易モニタ)
     コマンダー
     アプリ書換
     インタラクティブモード
    セーブデータ ユーティリティ(ダンプ/消去)
    情報
    

    共通設定

    a: (      0x00) 起動アプリ指定
    G: (      0x00) 画面サイズ・描画方法
    F: (          ) シリアルデバイスID
    f: (0x00FFFFFF) 文字色
    b: (0x005A0032) 背景色
    B: (    115200) ボーレート
    
    設定内容
    起動アプリ指定TWELITE STAGE始動時にビューアアプリに移動する設定です。
    設定値は1..{ビューアアプリメニューで列挙されている数}です。
    注:シリアルデバイスIDを設定しておかないと、
    始動時に接続するシリアルデバイス選択画面で入力待ちになります。
    画面サイズ・描画方法(M5Stack版を除く)XYの2桁の文字で指定します(X:画面サイズ Y:描画方法)。
    X 0:640x480 1:1280x720 2:1280x960 3:1920x1440 4:2560x1440 5:320x240
    Y 0:LCD風 1:CRT風 2:ぼやけ 3:ブロック
    シリアルデバイスID(M5Stack版を除く)設定はシリアルデバイス名または数値の1..9を指定します。
    注:数値の場合はデバイス列挙順になります。
    文字色・背景色文字色、背景色を指定します。
    共通設定の色設定値は他の画面の設定にも継承されます。
    他の画面で未設定の場合は共通設定の色設定が採用されます。
    色はRGB 24bitを16進数で指定しますが、内部的には16bit 565形式に値が丸められます。
    ボーレートTWELITE 側のボーレートが 115200 ではない場合に、ターミナルなどの表示が化けないように設定します。

    アプリ書換

    f: (0x00FFFFFF) 文字色
    b: (0x005A0032) 背景色
    j: (         0) ビルド時のmakeジョブ数
    v: (         0) codeでフォルダを開く(VSCode)
    l: (         0) LTOを行わない
    n: (         0) 書換完了後の画面
    
    設定内容
    ビルド時のmakeジョブ数(M5Stack版を除く)ビルドを行う際の並列ジョブ数です。適切な数を設定することでビルド時間の短縮を期待できます。
    規定値0は(物理プロセッサ数-1)でジョブ数を計算しています。
    目安としては論理プロセッサ数を上限とすると良いでしょう。
    codeでフォルダを開く (VSCode)(VSCodeのインストールが必要)1を設定することでOS標準のフォルダウインドウの代わりにcodeコマンド(VSCode)でフォルダを開きます。
    実行ファイルTWELITE_Stage_VSCodeではデフォルトで1に設定されています。
    書換完了後の画面(M5Stack版を除く)1を設定することでインタラクティブモード画面の代わりにターミナルを開きます。
    2を設定することで、書換メニューに戻ります。
    TWELITE_Stage_VSCodeでは2に設定されています。
    LTOを行わない(Windowsのみ)1を設定すると、WindowsのコンパイラでLTOを行いません。
    LTOは比較的小さなバイナリを生成できる一方でリンクに時間を要します。
    LTOを省略することでより高速なリンクが実現できます。

    セーブデータユーティリティ

    r: Read sector.
    R: Read ALL sectors.
    e: Erase sector.
    E: Erase ALL sectors.
    

    この画面は、データセーブ領域のメンテナンスを行うユーティリティです。EEPROM(64バイトを1セクタとして最大60セクタ、3840バイト)をエミュレートします。

    設定内容
    rセクタを読み出します。
    0..59を入力すると、入力したセクタ番号のセクタの内容を表示します。
    RYESを入力すると全セクタの読み出しを行いますが、末尾の部分のみを表示します。
    eセクタを消去(0xFF)します。
    0..59を入力すると、入力したセクタ番号のセクタが消去されます。
    EYESを入力すると全セクタを消去します。