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2024-05-14 現在

センサーグラフ

センサーグラフ画面の操作説明

    Windows   macOS   Linux   RasPi

    データの表示例

    データの表示例

    概要

    各種センサーデータを SQLite データベースに記録し、画面上にグラフ形式で表示します。データベースファイルは外部のアプリケーションから参照することも可能です。

    • データベースには SQLite (sqlite3) を使用しており、{MW_STAGE Install}/log/{実行形式名}_WSns.sqlite というファイルに格納されます。
    • 画面遷移は [一覧(グラフプレビューあり)]>[24時間データ] >[ライブビュー]です。
      • [24時間データ] から更に [年] [月] [日(グラフプレビューあり)] 選択画面に遷移できます。
    • [ライブ]表示画面について
      • 一覧から特定のノードを選択します。
      • 1秒おきのリアルタイム表示を行い、過去 450 秒間のデータを表示します。
    • [24時間データ] 表示画面について
      • 特定の日のデータを表示します。
      • 1秒おきの更新とし、その間に複数のデータがあった場合は間引かれます。
      • 最大拡大時(1ピクセル1秒)以外は、各ピクセルの範囲における取得値の平均を表示します。
      • 値が画面よりはみ出す場合は、上下端に測定点を表示します。
      • 現在時刻が含まれる場合には、新着データで表示を更新します。
      • マウスホイールやカーソルキー の入力:時間軸の拡大・縮小
      • マウスポインタの移動:マウスポインタに対応した時間軸にある取得データを簡易表示します。
        • カーソルキー :隣の取得データに移動します。
      • マウスクリック&ドラッグ:スクロール(拡大時のみ)
      • 拡大時はスクロールバーによる操作も可能です。
      • [CSV出力] 機能では、データベースに含まれるすべての取得値を表示します。

    操作

    操作説明
    マウスドラッグ
    (グラフ部分)
    拡大時に表示サンプルの位置を移動します。
    マウスドラッグ
    (下部スクロールバー)
    表示サンプルの位置を移動します。
    カーソルキー
    サンプルの表示領域を移動させます。
    カーソルキー
    サンプルの横軸を拡大・縮小します。
    [ライブ]1秒刻みで最新のデータを表示するビューに移動します。
    [24時間データ]1日単位のグラフに移動します。
    [<<一覧]一覧選択画面に移動します。
    [年] [月] [日]年月日で、特定の日を選択します。
    [最新]今日のデータに移動します。
    [CSV出力]1日分のデータをCSVファイルに出力します。
    一覧で[表示]リストの表示方式を変更します。
    一覧で[ソート]リストの並び順を変更します。
    一覧で[↑]リストの並び順を反転します。

    センサーノードのメモ(補助情報)の編集

    v1.3.9+

    「24時間データ画面」で、画面右上のセンサーノードのメモ部分を左クリックすると、メモを編集するためのプロンプトを使用できます。

    センサーノードのメモを編集する様子

    センサーノードのメモを編集する様子(IMEオン)

    キー説明
    通常の半角文字通常の半角英数文字列を直接入力した場合は画面上にも表示されます。
    IME による入力IMEからの入力は画面左上部分に入力途上の文字列が表示されます。
    ENTERキーで入力中の文字列を確定します。
    BS表示されている末尾の文字を削除します。
    ENTER入力した文字列をデータベースに反映します。

    画面遷移

    基本の画面は一覧、24時間、ライブの3種類に分けられます。

    [一覧] <--> [24時間] <--> [ライブ]
                  ↓↑
              [年月日選択]
    

    センサーグラフモードの起動時に開く

    [STAGE 共通設定 → 起動アプリ指定] にて 32 を指定してください。

    DBのテーブルについて

    sensor_data

    受信したデータを格納します。

    カラム名解説
    _uqidINTEGERデータベースで使用する続き番号
    sidINTEGER
    int32_t
    int32_t 型で格納しているシリアル番号です。
    例えば “8123abcd” というシリアル番号の場合は整数値で -2,128,368,691 の値が格納されます。
    tsINTEGER
    int64_t
    システムがパケットを受信した時刻で、int64_t 型で格納されるタイムスタンプ値です。
    UNIX epoch (エポック、1970年からの経過秒) です。
    ts_msecINTEGERタイムスタンプのミリ秒部分です。
    yearINTEGERタイムスタンプよりローカル時間の年部分です。
    monthINTEGERタイムスタンプよりローカル時間の月部分です。
    dayINTEGERタイムスタンプよりローカル時間の日部分です。
    hourINTEGERタイムスタンプよりローカル時間の時部分です。
    lidINTEGERユーザにより割り当てられた LID などの識別値です。
    lqiINTEGER受信強度の目安値です (Link Quality Indicator) 。
    pkt_seqINTEGERパケットの続き番号です。どのような値を取りうるのかはファームウェアによって異なります。
    pkt_typeINTEGER無線パケットの種別です。
    2 PAL AMB 6 ARIA 1 PAL MAG *3 PAL MOT 5 CUE 0x101 App_Twelite *0x103 App_IO
    *現時点で非対応
    valueREAL計測値です(パケット種別によって定義が異なります)。
    pkt_type->
    2,6: 温度[°C]
    1: 磁石の判定有無 (00->磁石なし, 01->N極, 02->S極)
    3,5: X軸加速度(パケット中に複数サンプル含まれる場合は平均値)[G]
    0x101,103: 入力IOのビットマップ(val_dioの下位8ビットと同値)
    value1REAL計測値です(パケット種別によって定義が異なります)。
    pkt_type->
    2,6: 湿度[%]
    1: 未使用
    3,5: Y軸加速度(パケット中に複数サンプル含まれる場合は平均値)[G]
    0x101: ADC1[V]
    103: 未使用
    value2REAL計測値です(パケット種別によって定義が異なります)。
    pkt_type->
    2: 照度[lx]
    6: 未使用
    1: 未使用
    3,5: Z軸加速度(パケット中に複数サンプル含まれる場合は平均値)[G]
    0x101: ADC2[V]
    103: 未使用
    value3REAL計測値です(パケット種別によって定義が異なります)。
    pkt_type->
    2: 未使用
    6: 未使用
    1: 未使用
    3,5: 未使用
    0x101: ADC3[V]
    103: 未使用
    val_vcc_mvINTEGER電源電圧[mV]
    val_dioINTEGER
    int32_t
    b0..b7: DI1..DI8の値 (1はLOW, 0はHIGHレベル)
    b24..b25: マグネット値 (b281の場合) 00->磁石なし, 01->N極, 10->S極
    b28: 1の場合マグネットデータがb24..b25に格納される
    b31: 定期送信ビット(マグネットのみ)
    val_adc1_mvINTEGERpkt_type->
    1,2,3,0x101: ADC1の計測値
    val_adc2_mvINTEGERpkt_type->
    0x101: ADC4の計測値
    val_auxINTEGERその他データ格納目的
    ev_srcINTEGERイベント発生元
    ev_idINTEGERイベントID
    pal_type->
    5: サイコロ(1...6)
    16→MOVE他資料参照
    ev_paramINTEGERイベントパラメータ

    sensor_node

    センサーノードにテキストメモ(付加情報)を格納します。

    カラム名解説
    sidINTEGER上述のSID
    sid_textTEXT可読性のためにSIDを16進数に変換した文字列
    descTEXT
    UTF-8
    SIDに対応するメモ(補助情報)。一覧などで表示する

    sensor_last

    最後に受信したタイムスタンプを管理します。

    カラム名解説
    sidINTEGER上述のSID
    tsINTEGER最後の受信したときのタイムスタンプ
    lid以下、最後に受信時のデータの抜粋
    lqi
    pkt_type
    value
    value1
    value2
    value3
    val_vcc_mv
    val_dio
    ev_id