セクションの複数ページをまとめています。 印刷またはPDF形式で保存...

もとのページに戻る

2024-05-14 現在

簡易モニタ

簡易モニタの一覧
  • CUEビューア : TWELITE CUE からのパケットを解釈して簡易表示します
  • ARIAビューア : TWELITE ARIA からのパケットを解釈して簡易表示します
  • Glancer : TWELITE の多くの形式に対応した簡易モニタです

1 - CUE ビューア

CUE ビューア画面の操作説明

Windows   macOS   Linux   RasPi

サイコロ面の検出例

サイコロ面の検出例

概要

TWELITE CUE から受信したメッセージを解釈して表示します。

TWELITE CUE の動作

工場出荷時の TWELITE CUE は、TWELITE CUEモードに設定されています。

TWELITE CUEモードでは、コイン電池で駆動できるように間欠駆動をしながら、いくつかの要因によってスリープから起床して、様々なデータを送信します。

起床要因

TWELITE CUE がスリープから起床するには、以下のうちいずれかの要因を必要とします。

  • タイマーによる起床(定期的な起床)
  • 加速度の検出による起床
  • 磁気センサーによる起床(磁石が近づいたことを検出した場合)

送信するデータの種類

TWELITE CUE は、以下のデータをパケットに収めて送信します。

  • 検出イベント(後述
  • モジュール電源電圧
  • 磁気センサーの検出値
  • 加速度データ

パケットの属性

受信したパケットの属性からは、その基本情報を得ることができます。

属性解説
#????これまでの受信パケット数です。
種別mwm5ライブラリにおけるE_PKTの値で、パケット種別です。
TWELITE CUEからのパケットは通常PKT_PAL=02です。
ID送信元の論理IDです。通常は0..100の値になります。
AD送信元のシリアル番号です。
LQ受信強度の目安値です (Link Quality Indicator) 。
SQパケットの続き番号です。

イベント

TWELITE CUEモードでは、必ず加速度イベントを出力します。 起床要因に関わらず、起床後には一定サンプル数の加速度を計測します。このとき、加速度の計測結果に応じてイベントを判定します。

イベント番号解説
ダイス1(0x00) .. 6(0x06)定期起床と磁気センサー検出起床を起点に判定します。
起床後に大きな加速度が検出される場合は、
判定不可としたイベント(0xFF)を検出する場合があります。
ムーブ16(0x10)加速度センサーが一定以上の加速度を検出したときに、
ムーブまたはシェイクのイベントが発生します。
ムーブは、計測した加速度の変化が比較的小さい場合
(加速度の変化は検出したが、連続的な加速度の変化がなかった場合)に発生します。
シェイク0x08加速度センサーが一定以上の加速度を検出したときに、
ムーブまたはシェイクのイベントが発生します。
シェイクは、計測した加速度の変化が比較的大きい場合
(連続的な加速度の変化を検出した場合)に発生します。

電圧

モジュールの電源電圧[mV]です。

磁石

検出された磁石の極または未検出を表示します。

加速度

起床後に計測された加速度を表示します。

  • サンプル:加速度のサンプル数を表示しています。10サンプル固定です。
  • レートID:加速度のサンプルレートです。04固定で100Hzです。
  • X,Y,Z:3つの軸の加速度です。8サンプル分の平均値として求めています。単位はミリG (1000mG=1G=9.8m/s2)です。

画面の表示例

ムーブイベントの検出例

ムーブイベントの検出例

シェイクイベントの検出例

シェイクイベントの検出例

2 - ARIA ビューア

ARIA ビューア画面の操作説明

Windows   macOS   Linux   RasPi

温湿度データ表の表示例

温湿度データ表の表示例

概要

TWELITE ARIA から受信したメッセージを解釈して表示します。

TWELITE ARIA の動作

工場出荷時の TWELITE ARIA は、TWELITE ARIAモードに設定されています。

TWELITE ARIAモードでは、コイン電池で駆動できるように間欠駆動をしながら、いくつかの要因によってスリープから起床して、様々なデータを送信します。

起床要因

TWELITE ARIA がスリープから起床するには、以下のうちいずれかの要因を必要とします。

  • タイマーによる起床(定期的な起床)
  • 磁気センサーによる起床(磁石が近づいたことを検出した場合)

送信するデータの種類

TWELITE ARIA は、以下のデータをパケットに収めて送信します。

  • モジュール電源電圧
  • 磁気センサーの検出値
  • 温湿度データ

パケットの属性

受信したパケットの属性からは、その基本情報を得ることができます。

属性解説
#????これまでの受信パケット数です。
種別mwm5ライブラリにおけるE_PKTの値で、パケット種別です。
TWELITE ARIAからのパケットは通常PKT_PAL=02です。
ID送信元の論理IDです。通常は0..100の値になります。
AD送信元のシリアル番号です。
LQ受信強度の目安値です (Link Quality Indicator) 。
SQパケットの続き番号です。

温湿度データ表

TWELITE ARIAから受信した過去9回分のデータの履歴を表示します。最新のデータが最上部に表示されます。

時間[s]

TWELITE STAGE APPが起動してからデータを受信するまでの時間[秒]です。

ID

モジュールの論理デバイスIDです。

VCC(mV)

モジュールの電源電圧[mV]です。

温度(C)

モジュールが計測した温度(°C)です。

湿度(%)

モジュールが計測した湿度(%)です。

磁石

検出された磁石の極または未検出を表示します。

3 - グランサー

グランサー画面の操作説明

Windows   macOS   Linux   RasPi

概要

Glancer は、受信メッセージ中の情報を簡易的に表示します。

接続する TWELITE には App_Wings を書き込んでおくことで、通信相手のTWELITE (App_Twelite, TWELITE PAL, … アプリケーションIDと周波数チャネルを一致させれば混在も可) から受信した情報を表示できます。

操作

一覧表示の画面と選択表示の画面を切り替えて使用します。

一覧表示

一覧表示の例

一覧表示の例

通信相手からの情報を列挙します。

表示内容は(メッセージの種別、論理デバイスID、シリアルID、LQI (Lq)、電源電圧(情報に含まれている場合)、タイムスタンプ)です。

操作説明
[ A ]リストの前項目に移動します。
[ A ]
長押し
この画面を抜けて、前メニューに戻ります。
[ B ]選択表示に移行します。
[ B ]
長押し
項目をソートします。
ソートを実行するたびに、ソートキーは順に変わります。
[ C ]リストの次項目に移動します。
[ C ]
長押し
TWELITE のリセットピンを制御し、リセットします。
ESCこの画面を抜けます。

選択表示

選択表示の例

選択表示の例

一覧表示で項目を移動し反転表示になったところで選択操作を行うことで、この画面に遷移します。特定の通信相手に関する情報を到着順に表示します。

選択されてからの受信パケット数と LQI の平均値が表示されます。

操作説明
[ A ]割当なし
[ A ]
長押し
この画面を抜けて、前メニューに戻ります。
[ B ]割当なし
[ B ]
長押し
割当なし
[ C ]割当なし
[ C ]
長押し
TWELITE のリセットピンを制御し、リセットします。
ESC選択画面に戻ります。