CUE ビューア
CUE ビューア画面の操作説明
Windows macOS Linux RasPi
このページには旧バージョンのキャプチャ画像が含まれます。
概要
TWELITE CUE から受信したメッセージを解釈して表示します。
TWELITE CUE の動作
工場出荷時の TWELITE CUE は、TWELITE CUEモードに設定されています。
TWELITE CUEモードでは、コイン電池で駆動できるように間欠駆動をしながら、いくつかの要因によってスリープから起床して、様々なデータを送信します。
CUEモードは TWELITE CUE の動作確認を想定しているため、搭載するセンサーやLEDのすべてを動作させます。
起床要因
TWELITE CUE がスリープから起床するには、以下のうちいずれかの要因を必要とします。
- タイマーによる起床(定期的な起床)
- 加速度の検出による起床
- 磁気センサーによる起床(磁石が近づいたことを検出した場合)
送信するデータの種類
TWELITE CUE は、以下のデータをパケットに収めて送信します。
- 検出イベント(後述)
- モジュール電源電圧
- 磁気センサーの検出値
- 加速度データ
パケットの属性
受信したパケットの属性からは、その基本情報を得ることができます。
属性 | 解説 |
---|---|
#???? | これまでの受信パケット数です。 |
種別 | mwm5 ライブラリにおけるE_PKT の値で、パケット種別です。TWELITE CUEからのパケットは通常PKT_PAL=02 です。 |
ID | 送信元の論理IDです。通常は0..100 の値になります。 |
AD | 送信元のシリアル番号です。 |
LQ | 受信強度の目安値です (Link Quality Indicator) 。 |
SQ | パケットの続き番号です。 |
イベント
TWELITE CUEモードでは、必ず加速度イベントを出力します。 起床要因に関わらず、起床後には一定サンプル数の加速度を計測します。このとき、加速度の計測結果に応じてイベントを判定します。
イベント | 番号 | 解説 |
---|---|---|
ダイス | 1(0x00) .. 6(0x06) | 定期起床と磁気センサー検出起床を起点に判定します。起床後に大きな加速度が検出される場合は、判定不可としたイベント(0xFF )を検出する場合があります。 |
ムーブ | 16(0x10) | 加速度センサーが一定以上の加速度を検出したときに、ムーブまたはシェイクのイベントが発生します。ムーブは、計測した加速度の変化が比較的小さい場合(加速度の変化は検出したが、連続的な加速度の変化がなかった場合)に発生します。 |
シェイク | 0x08 | 加速度センサーが一定以上の加速度を検出したときに、ムーブまたはシェイクのイベントが発生します。シェイクは、計測した加速度の変化が比較的大きい場合(連続的な加速度の変化を検出した場合)に発生します。 |
加速度のしきい値やイベントの検出条件について、定量的な定義は案内しておりません。
電圧
モジュールの電源電圧[mV]です。
磁石
検出された磁石の極または未検出を表示します。
磁気センサーの検出による起床であるかどうかを表示する機能はありません。
加速度
起床後に計測された加速度を表示します。
- サンプル:加速度のサンプル数を表示しています。10サンプル固定です。
- レートID:加速度のサンプルレートです。04固定で100Hzです。
- X,Y,Z:3つの軸の加速度です。8サンプル分の平均値として求めています。単位はミリG (1000mG=1G=9.8m/s2)です。