このページでは、TWELITE 無線モジュールのファームウェア開発における VSCode の導入について解説しています。汎用的な VSCode の解説はありません。
検索エンジンからお越しいただいたみなさま、申し訳ございません。
超低消費電力が特徴の無線モジュール、TWELITE を覚えていただけると幸いでございます。
act のソースコードの記述を容易に行うために、Visual Studio Code (VSCode) でコード解釈を行うための設定ファイルを同梱しています。
ソースコードの解析や VSCode からのビルドを行うために、ライブラリソースコードが格納されるフォルダの情報などの情報が必要になります。これらの情報は TWELITE STAGE アプリから VSCode を呼び出すことによって反映されます。(具体的には適切な環境変数を設定して VSCode を始動します。プロジェクトの設定は環境変数を参照しています)
VSCode のインストール
当社サポートでは VSCode のインストール方法、使用方法のお問い合わせについては対応いたしません。一般で得られる情報を参照ください。
環境によっては、インストールのためにセキュリティ設定などが必要になる場合があります。インストールの可否はシステム管理者にご確認の上、手順は配布元や一般の情報を参考にしてください。
VSCode の機能
- ソースコードの編集
- ソースコード解釈に基づく intellisense(*全ての定義が正確に解釈されることを保証するわけではありません)
VSCode は公式サイトより入手してください。
プラグインの導入
Visual Studio Code が C/C++ 言語の記述を解釈できるようにするために、プラグインをインストールします。
- C/C++ for Visual Studio Code
各OSでの特記事項
TWELITE STAGE から VSCode を呼び出すために、code
コマンドを有効とする必要があります。
以下は code.visualstudio.com の情報です。
- Running Visual Studio Code on macOS https://code.visualstudio.com/docs/setup/mac
- Running Visual Studio Code on Windows https://code.visualstudio.com/docs/setup/windows
- Running Visual Studio Code on Linux https://code.visualstudio.com/docs/setup/linux
注記事項
MWXライブラリのサンプルには .vscode
の定義を含めています。この定義は MWSDK_ROOT
環境変数を用い、ライブラリのソースコード({MWSDK_ROOT}/TWENET/current
以下)を特定しています。
TWELITE STAGEからVSCodeを始動した場合、上記の環境変数などを設定します。既に始動済みであるような場合など、設定が反映されない場合もあります。